費用負担について
下表はご負担いただく費用の概算です。令和2年4月には診療報酬が改定されます。
標準負担額は、月2回の訪問診療および処置、並びに24時間緊急体制を管理するために必要な1ヶ月あたりの負担金額です。お持ちの医療保険の内容により異なります。
※ 訪問リハビリ、通所リハビリ、訪問栄養の料金は下記に含まれません。
(H30年8月改定)
対象 |
負担割合 |
標準負担額(月2回訪問) |
自己負担額上限 |
高齢者 |
1割 |
約7,000円 |
18,000円 |
2割 |
約13,000円 |
18,000円 |
3割 |
約20,000円 |
所得によります |
一般 |
3割 |
約20,000円 |
高額医療費による返還 |
上記のほかに、原爆被爆者手帳・重度障害者医療費受給者証・特定疾患医療費受給者証をお持ちの方、ならびに生活保護受給者の医療費は大半が公費でまかなわれますが、一部負担金が発生する場合がございます。
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院外処方となりますので、薬剤費は別途必要です。
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介護保険利用者の方は別途居宅療養管理指導料(588円)が必要となります。
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医師による診断書、意見書等の作成は、保険診療外のため実費がかかります。
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夜間(18時~22時と6時~8時)、深夜(22時~明朝6時)、休日(日曜、国民の休日)往診の場合は標準負担額に加算されます。
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計画的な訪問の場合は交通費を頂いておりません。臨時の際は1回につき300円を交通費として頂戴しております。
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お電話で医師にご相談の場合も電話再診として一部費用が発生いたします。
詳しくはお問合わせください。
費用例
【例1】75歳の方(後期高齢者医療被保険者証の自己負担1割)脳梗塞後遺症で2週間に1度の割合で在宅診療を受ける。
⇒1ヶ月の自己負担金おおよそ6,000円~7,500円です。
【例2】80歳の方(後期高齢者医療被保険者証の自己負担割合1割)胃癌の末期で1週間に2度の訪問診療と3度の訪問看護を受ける。
⇒1ヶ月の自己負担金おおよそ14,000円です。
【例3】70歳以上の高齢者の方で3割負担の患者様。月2回の診療を受ける。
⇒1ヶ月の自己負担金おおよそ20,000円です。(1ヶ月の最大自己負担金は57,600円)
【例4】70歳以下の一般3割負担の患者様。週1回の訪問診療を受ける。
⇒1ヶ月の自己負担金おおよそ25,000円です。高額医療費による一部支給も受けられます。
【例5】60歳男性(健康保険の自己負担割合3割)脳出血後遺症で週1回の訪問診療を受ける。
⇒1ヶ月の自己負担金おおよそ25,000円。